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プラスアトラス 放射能汚染水 トリチウムの除去装置

*2024年2月現在の処理水タンクの量に対して、+ATRASの装置を使うことで3年で処理を完了できると想定しています。

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01 Why? +ATRAS "除去は不可能"と言われたトリチウム。
+ATRAS((プラスアトラス))は、既に34.4%の除去に成功。

かつて、0.1%も除去は不可能と言われたトリチウム。+ATRASは、すでに34.4%の除去に成功。
“最適化実験”でさらに効率を高めれば、99.9%まで除去できると想定しています。

"最適化実験"で目指す、99.9%。

処理条件を最適化し、除去率を限りなく100%に近づけます。

“大量の”処理水††のトリチウム除去を想定

福島での実用を目的とする+ATRASにとって、大量の処理水のトリチウム除去は必須の課題。1機で1日500トンの処理を目指しています。

02 Why? +ATRAS 科学学術誌Heliyon((ヘリヨン))に査読付き論文*が掲載、
放射能除染水ジャンルで世界の注目度No.1。

+ATRASに関する論文を、世界的学術誌Heliyonが採用。掲載されるとすぐに、かつてないダウンロード数を叩き出しました。
同論文は米国政府の公式サイト(NLM / NIH**)にも掲載され、世界中で注目されています。

*査読付き論文とは、第三者による査読を通過することで掲載される、より信頼性の高い論文のことです。
** NLM(National Library of Medicine:国立医学図書館)/ NIH(National Institutes of Health:国立衛生研究所)

  • 科学学術誌Heliyon

    科学学術誌Heliyon

    2023年7月号掲載

  • 日本国特許

    日本国特許

    第6713158号
    (2020年6月5日取得)

  • 米国特許

    米国特許

    US 11,482,347 B2
    (2022年10月25日取得)

  • EU(仏/独/英)特許

    EU(仏/独/英)特許

    EP 3 951 800 B1
    (2023年6月21日取得)

Heliyonとは

世界最大規模の医学・科学技術系出版社Elsevier(エルゼビア/オランダ)が発行する科学学術誌、オープンアクセスジャーナル。

日本、米国、EUで特許を取得

2020年6月から2023年6月にかけて、+ATRASは日本、米国、EU(フランス、ドイツ、イギリス)で特許を取得しました。

米国政府公式サイトNLM/NIHに論文掲載

Heliyonに掲載された論文は、米国政府の公式サイトNLM(National Library of Medicine:国立医学図書館)/ NIH(National Institutes of Health:国立衛生研究所)のデータベースにも登録されました。世界中からアクセスが可能です。

03 Why? +ATRAS 放射性物質“吸収”の秘密は、
独自開発のアトラスカーボン。

ナノカーボンは放射能を吸収する性質を持っていると言われています。
そこで、トリチウムをより吸収するよう独自に改良を加え、誕生したのがアトラスカーボンです。

※株式会社ガブリエルによる想定イメージ図

セシウム除去も実証済み

目指したのは、すべての放射性物質の除去。
アトラスカーボンを使った実証実験では、97.3%のセシウム除去にも成功しています。

有機結合型トリチウム(OBT)除去の可能性も?

放射性物質を強力に吸収するアトラスカーボン。
有機結合型トリチウムも同じシステムで除去できるものと見込んでいます。

04 Why? +ATRAS +ATRAS((プラスアトラス))の仕組み
シンプルな構造と素材で、シンプルに除去。

+ATRASは、4つの工程でトリチウムを除去します。
構造がシンプルなので故障が少なく、大量の処理水††にも対応できます。
運転開始後は定期的にアトラスカーボンを交換するだけ。ランニングコストも低く抑えられます。
  • 01. 投入する

    アトラスカーボンをトリチウム水に投入する。

  • 02. 混ぜる

    カラカラと回るケイ石にトリチウム水を噴射しながら全体を混ぜる。

  • 03. 電気分解する

    電気分解してアトラスカーボンを沈殿させる。

  • 04. 除去する

    吸収したトリチウムをアトラスカーボンごと取り除く。

05 Why? +ATRAS 大量処理・低コスト・“少”廃棄物。
今、もっとも実用化に近い除去システム。

+ATRASは「実用」を前提に開発されました。放射性物質の新たな除去方法を確立し、大量の処理水††からより確実に、より安定してトリチウムを除去し続けます。そのために、数多くの課題をクリアしました。

連続運転と大量処理を可能に

複雑な仕組みや目詰まりを起こすフィルター等は、故障の原因になります。+ATRASは、シンプルな構造だから、連続運転と大量の処理水††対応が可能です。

高温作業が不要、電気代も安く

処理水††を100度まで加熱する蒸留法等とは異なり、+ATRASは42度で稼働。環境にやさしく、電気代も抑えられます。

ランニングコストの圧倒的な安さ

アトラスカーボンの原材料は、日本中で入手可能なモミ殻とケイ石。運転開始後のランニングコストも抑えられます。

固体に吸収して扱いを楽に

分離したトリチウムは、アトラスカーボンごと除去。
固体として楽に扱え、廃棄物も少なく、より確実な除去が可能に。

実用化へのロードマップ

1日500トンの処理水††に対応可能な装置を完成させ、実用化を目指します。運転開始から3年後には、今ある処理水タンクを“0”へ。

06 Why? +ATRAS 不可能を可能に。
未来が変わる、新展開へ。

アトラスカーボンを使って、トリチウム除去に驚きの力を発揮する+ATRAS。実験を重ねるうちに、その他にもさまざまな潜在力が見えてきました。
これまでの常識を覆し、未来を変える可能性を秘めています。

すべての放射性物質を、除去できる可能性

トリチウムだけでなく、実験では既にセシウムの除去に成功。同じ原理であらゆる放射性物質への適用が期待されます。

有機結合型トリチウム(OBT)も
除去する可能性

他の放射性物質と同様に、アトラスカーボンは有機結合型トリチウムも吸収し、除去が可能と推測されます。

希少資源ヘリウム3を生み出す可能性

+ATRASの一連の工程において、一部のトリチウムはヘリウム3(3He)に変換されている可能性があると、複数の専門家が指摘しています。

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† トリチウム水とはトリチウム原子を含む水とH2Oの混合水を指します。  †† 処理水とは放射能汚染水に対し多核種除去装置(ALPS)で浄化処理を行った水のことです。

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